EM家庭菜園の本
EMでいきいき家庭菜園 (エコ・ピュアシリーズ) という本がサンマーク出版から出ています。この本では、エコ菜園の四季、エコ菜園の基礎知識、菜園の準備、EM資材の活用、種まきと苗の定植、果菜類の例、葉菜類の例、豆類の例、EM活用の自然農法、自然農法のプロを目指して、用語集などから構成されており、EM家庭菜園に関する全てがわかるようになっています。
「エコ菜園の四季」では、細井千重子さんのエコ菜園が紹介されています。細井千重子さんは長野県南佐久郡相木村に7アールの家庭菜園を持っており、無農薬、無化学肥料で旬の野菜をつくっています。百姓百品という言葉通り、この小さな菜園で実際に100種類以上の野菜や小果樹、ハーブなどをつくっており、ここでは野菜を自給することへのこだわりや、つくった野菜をおいしく食べる方法が語られています。
こうした自給型の菜園や自然とともに生活する暮らしには、人間らしさや心の豊かさが感じられるかもしれません。細井千重子さんのメッセージは、EMの良さを多くの人に伝えたいということで、彼女は以前から祖父母や父母がやってきた農法を真似て、自給での暮らしを大切にしてきたそうです。
EMと出会ったのは10年くらい前からで、最近では財団法人自然農法国際研究開発センターから指導を受けてEMを使ったボカシも作ったそうです。EMを使うと熱があまり出ないので、切り返しの手間も減って作業が楽になったそうです。